現在大阪市でデザインの仕事をしていますが、
以前は長い間OLとして生活をしていました。
なぜデザインの道を志したのか、少しお話ししたいと思います。
それはまだ地元である宮城県にいた頃の話。
ちょうど東日本大震災があった直後あたりのことでした。
その頃の私はというと、仕事と会社との往復ばかりでどこか虚しい毎日を送る日々。
そんなモヤモヤした日々を変えるため、様々なイベントへ出かけるようになって人との出会いを重ねるうちに、私は目の前が開けていくような楽しさを感じていました。
出会う誰もが自分らしさに溢れていて、とてもいきいきと魅力的な人ばかり。
そして人の個性と職業が自然に結びついているのを感じて、次第に「職業」というものを真剣に考えるようになっていきました。
「わたしも夢中になれることを仕事にできたら。」
出会いが増えていく中で、私は自分自身と結び付く仕事は何なのかを探していきました。